歴史写真館@ほんべつ⑪(平成13年)
戦争と激動の時代と呼ばれる昭和が終わり、1989年、時代は平成へと移りました。
バブル景気とその崩壊、災害や異常気象、急速な少子高齢化、情報社会の到来などといった、複雑で目まぐるしい時流の中で、本別町も新しい時代を迎えます。
「歴史写真館@ほんべつ」11回目は、本別外五カ村戸長役場が設置された明治35(1902)年から数えて100年目に当たる平成13(2001)年。大きな節目を祝う町のさまざまな出来事を紹介します。

「本別に、あのhitomi(ヒトミ)が来るんだって?すごーい!」と、あちこちから聞こえてきたこの年。
町民100人による本別町開町100年記念事業実行委員会が平成11(1999)年に発足し、さまざまな事業が企画されましたが、メインイベントは何と言っても、人気アーティストhitomiらの野外コンサート「LIVE SELECTION」でした。写真①は、役場1階に開設されたコンサートチケット販売窓口の様子です。玄関まで行列が続き、スタッフジャンパーを着た職員が対応に追われています。このコンサートは、太陽の丘特設会場で7月1日に開催され、全国から7千人が来場。若いアーティストの力強い歌声が響き渡り、会場は歓声と感動に包まれました。
また、記念のシンボルマークやキャッチフレーズも選定され、看板(写真②)やネオンサインも町中にお目見え。お祝いムードを盛り上げました。

同年9月15日には、開町100年記念式典が町体育館で盛大に開催されました。町の発展に寄与した功労者をはじめ、姉妹都市オーストラリアのミッチェル市、友好都市となった徳島県小松島市の訪問団など約640人が出席。その後は河川運動公園において、町民祝賀会と小松島市友好都市調印式が行われました。町づくりにおいても、第5次総合計画、生涯学習基本構想「歓び実感プラン21」がスタートし、新たな一歩を踏み出しています。
明治35年に凋寒(しぼさむ)(現・池田町)外十三カ村から分離独立して本別外五カ村(本別、押帯(おしょっぷ)、勇足(ゆうたり)、幌蓋(ほろけなし)、負箙(おふいびら)、嫌侶(きろろ))の戸長役場が本別に設置され、大正10(1921)年に西足寄村(現・足寄町および陸別町)を分村。昭和8(1933)年、町制施行により現在のかたちとなった本別町。この100年のあゆみは、豊かな自然と先人たちの夢と努力があってこそ。私たちはその精神と物語を、来る120年の節目に引き継がなければなりません。

(広報ほんべつ2019年2月号掲載)